消化器病センター

診療・各部門

消化器病センターの役割消化器病センター担当部長診療内容地域の先生方へのお願い

■消化器病センターの役割

消化器疾患は、悪性疾患や救急疾患から慢性疾患まで多くの種類があります。こうした消化器疾患の診断や治療は、患者さんの状態により検査、処置およびの治療方針が異なります。特に消化器(食道、胃、大腸、胆道、膵臓、肝臓など)のがんは、罹患率が高く、死因においても上位を占めるものが多いのですが、その病期・進行度や合併している内科疾患のコントロールなどにより、手術、化学療法、放射線治療など治療の選択は変わってきます。それ故消化器内科と外科・放射線科の医師が患者さんそれぞれの治療方針を検討する必要があります。 当院では、消化器内科と外科を“消化器病センター”として一つに統合し、消化器疾患の患者さんは、基本的に消化器疾患専門の病棟に入院していただけるように運営し、消化器内科医や外科医、放射線科医をはじめ、病理診断医、看護師、薬剤師など各分野のエキスパートが連携して、随時検討を繰り返しながら、高度専門的で最適な治療の提供を行います。患者さんはどちらの診療科を受診されても、入院後は横断的なチーム医療を実践します。 将来的には、どのような消化器疾患にも対応できる総合窓口としての外来開設をめざします。 また、消化器癌に対する化学療法を積極的に行い臨床試験にも多く参加しています。日常生活を大切にするために、在宅で継続可能な化学療法は可能な限り外来で治療することをめざします。

■消化器病センター担当部長

  • センター長:徳原 満雄(消化器内科部長・内視鏡センター長)

●関連診療科の紹介

■診療内容

  • 食道・胃・腸・肝臓・胆嚢・膵臓等の消化器病の専門的な検査と治療
  • 消化器癌(食道癌、胃癌、肝臓癌、膵臓癌、胆道癌、大腸癌など)に対する検査と治療
  • 消化器癌に対する化学療法、放射線治療
  • 癌終末期患者に対する緩和ケア(日常生活に向けての支援)など

■地域の先生方へのお願い

ご紹介いただいた症例に対して可能な限り対応させていただく考えでおりますが、緊急処置や手術などのために入院が必要としている患者さんについては、事前にご連絡をいただいていないと手術枠や緊急処置環境及びマンパワーが整わず、当センターで対応をすることができない場合があります。 そこで、当日に何らか緊急対応や入院が必要であるとお考えの患者さんのご紹介については、あらかじめ地域連携室を通して外来担当医に簡単な経過や現在の状態などをご一報いただけると、受け入れの可否やあらゆるご相談させていただくことができます。 いろいろとご迷惑をおかけしますが、今後も先生方と私どもの円滑な病診連携実現のためにご協力をお願いします。