緩和ケア病棟『たいよう』 | 星ヶ丘医療センター

■緩和ケア病棟『たいよう』について

緩和ケア病棟「たいよう」は、がんをはじめとする悪性腫瘍の治療が困難となった患者さんの苦痛を和らげ、最後まで、その人らしく有意義に過ごしていただくことを目的として援助、ケアを行うところです。当病棟では、身体症状や精神症状を担当する医師、看護師、理学療法士、薬剤師、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーがチームで患者さんやご家族に関わります。患者さんの身体的な苦痛（痛み、吐き気、息苦しさなど）を和らげるとともに、ご家族も含めた精神的な苦痛（不安、孤独感、抑うつなど）の軽減を図ることで、ご家族との大事な時間を過ごしながら、望まれた人生を全うできるようサポートしてゆきます。私たちスタッフは、患者さんやご家族との対話を大切にして寄り添うことを心がけています。

また、がんに伴うリンパ浮腫治療入院も実施しています。詳しくはこちらをご覧ください。

星ヶ丘医療センターには四季折々の美しい風景があり、ご家族やスタッフとの散策を楽しまれる方もおられます。また、入院生活のなかでの喜びや楽しみを感じていただけるようなイベントも開いています。

症状が緩和されて家に帰ることを希望された場合には、様々な在宅支援サービスの導入をはかり、患者さんやご家族の負担を軽減して僅かな期間でも住み慣れた自宅で過ごしていただけるように、地域の訪問診療医や訪問看護師と連携し、退院支援・調整を行っています。また退院後も、病状の悪化や再度入院を希望された場合は再入院も可能です。