診療・各部門
星ヶ丘医療センターリハビリテーション部の充実した教育体制
「開業できるセラピスト技術と、得意分野で講師となれるセラピストを目指そう」
当院の特徴は、広いリハビリ対象疾患を急性期から回復期のリハを経験できます。
まずは全疾患を3年間かけて担当し、「神経生理学的動作分析ができ、痛みの治療ができ、呼吸心臓のリスク管理ができるセラピスト」
つまり一人でリハビリ技士として求められる技術すべてができる、患者を選ばないセラピストを目指します。
次のステップとして、自分の専門性を学会発表、研修会への参加、勉強会への参加し自己アピールしてもらいます。当リハ部は個人面談(人事考課)を管理者(評価者)である技師長、副技師長が行ない、自分の思いと達成のための目標を毎年春と秋と年度末の計3回話し合います。
勤務時間内には、当院の新人1年目は、約1カ月は集中的に、管理者による、実技を中心とした研修を受け、配属グループのリーダーから、カルテ作成、評価表、多職種への報告書等を通しての指導、グループ単位での、症例報告、ケーススタデイ、個別に非常勤の大学教授、講師のPT、当院のインストラクターから患者治療指導を直接受けます。
勤務時間外には、毎週月曜日にはOTの勉強会、金曜日の早朝と夕方のPTの勉強会、毎週木曜日はSTの勉強会があり、神経生理の月2回の本読み勉強会、リハビリテーション医から直接症例検討会、北河内近隣病院へも解放した、ボバースコンセプトを中心とした片麻痺の勉強会、整形疾患の勉強会、呼吸リハ野勉強会が月1から2回参加してもらい専門知識を高めてもらいます。
現在当院では、病院主催の、地域の患者さん対象の、在宅医療の講演、予防運動の指導会、脊髄損傷者患者会との研修の講師だけでなく。全国のセラピスト対象の、当院のセラピストによる、ボバース基礎講習会、IM講習会、筋触診講習会、作業療法士の時期別講習会、日本理学療法協会の片麻痺、呼吸、脊髄損傷の講習会を開催しています。
これらの講演会、講習会。研修会の講師となりことが、当院の専門性の目標となります。
詳細は、リハ職員の学術実績、講演会お知らせのページを参照してください。
個人面談で目標の一部
「医師、看護師と対等に意見が言える環境で仕事を続けたいです」
「結婚し,子供ができてもPTの第一線に居たいです」
「起業して訪問リハステーションを将来したいです」
「環境整備を中間管理職としてシステム考えます」
「ベテランになっても勉強できる環境で仕事したいです」
「Bobath Conceptのインストラクターを目指します」
「内部障害の専門理学療法士を目指します」
「最終的に大学で脳科学の研究をしたいです」
「大学院へ進学しながら臨床を続けたいです」
「星ヶ丘の技師長になりたいです」
当院のリハ対象患者
- 脳卒中:発症後翌日からのリハビリテーション、回復期リハ病棟での在宅に向けてのチームリハビリテーション、高次脳障害者の外来リハ
- 整形疾患:スポーツ整形、高齢者、関節症、高度な骨形成外科(外装固定)の術後 リハ、脊髄損傷を中心とした回復期リハ
- 呼吸:HCU,RSTと、医師、看護師、臨床工学士とチームを組み人工呼吸器からの離脱 にむけてのリハ、慢性呼吸不全の教育入院、緩和ケアチームと在宅での終末リハ
- 循環:心不全の心臓リハ
- 在宅:地域の維持期リハへつなげるための短期在宅リハ、終末期の在宅リハ
新人セラピストの学術成果目標
1年目の目標は、地域の学会、勉強会で症例報告できる。
2年目3年目で、新人教育プログラムを終了する。
3年目より、臨床実習の指導者、患者教室の講師を体験します。
4年目以後は、認定理学療法士・作業療法士、専門理学療法士、講師アシスタント, 各治療法のインストラクター、講師等を目指します。
詳しい情報は、星ヶ丘リハビリテーション講習会・勉強会・イベント情報ブログで更新いたします。