診療・各部門
当科の特色
<緩和ケア外来>
がんに伴う痛みや呼吸困難、吐き気などの様々な身体的な苦痛を取り除く治療を行うとともに孤独や不安など精神的な苦痛の軽減もはかることによって、患者さんやご家族ができる限り快適に過ごしていただけるよう各診療科とも協力しながらサポートしていきます。
<心のケア外来>
がんという病気は、患者さん、ご家族(ご遺族)の心にも大きな影響をおよぼします。専門の精神科医師による、心のケアを行っています。精神科医師による心のケア外来に、がん患者さんやそのご家族をご紹介することもできます。
心のケア外来については、がん患者・家族の心のケア科のホームページをご参照ください。
<緩和ケア病棟>
緩和ケア病棟への入院相談につきましては、当院での治療中の方は以下のご案内をご参照ください。
<ペインクリニック外来>
2015年よりペインクリニック外来を開設しました。ペインクリニック外来では痛みの診療を行います。非がん疾患の痛みのある患者さんが対象です。
当科の診療内容
1. 入院診療
1.がん治療にて当院入院中の患者さんの身体的・精神的苦痛症状の緩和
主治医からの依頼に基づき緩和ケアチームを通じてご入院中の病棟でかかわらせていただき、がんに伴うさまざまな苦痛症状の緩和に努めます。なお緩和ケア病棟への入院を希望される場合は主治医にご相談下さい。
::がんサポートチーム::
緩和ケア医師、精神科医師、認定看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなど他職種で構成され、主治医や病棟看護師と協力して緩和ケアを提供する専門医療チームです。
2. ペインクリニック外来
ペインクリニックとはペイン(痛み)のクリニック(外来・診療施設)、疼痛外来のことで、専門医による痛みの診断と治療を行います。ペインクリニック外来では、様々な痛みの診療を行なっています。痛みでお困りの方はぜひご紹介ください。
対象疾患は腰痛、頸肩腕症候群、頭痛、帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛、がん性疼痛、三叉神経痛、手足のしびれ、突発性難聴や顔面神経麻痺などの痛みはなくても神経ブロックが効果のある疾患、ボツリヌス毒素を用いた顔面、眼瞼けいれん、痙性斜頸の治療などです。
ペインクリニックでの治療は、神経ブロック(局所麻酔薬を神経またはその周囲に注射して神経機能を一時的に遮断(ブロック)して痛みと取る、あるいは和らげる方法や、薬物療法、物理的治療法(低周波、温熱、レーザーなど)、漢方などです。緩和ケア科専従の理学療法士・鍼灸師が痛みのリハビリテーションや鍼灸治療も行っています。
外来診療担当表
当科の診療担当医・スタッフ
部長 佐竹 主道 Osamichi Satake |
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【専門・認定等】
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医員(非常勤) 川原 玲子 Ryoko Kawahara |