整形外科

診療・各部門

当科の特色当科の診療実績当科の診療担当医


お知らせ

2022年2月より、肩関節外科(専門クリニック)が一時休止となります。
詳しくはこちらをご覧ください。

2019年6月3日より、整形外科では初診時に紹介状が必要になりました。
詳しくはこちらをご覧ください。

現在実施中の治験

現在募集中の治験はございません

当科の特色

●多彩な専門外来 =整形外科のほぼ全領域をカバー=

整形外科専門医による専門的治療

多数の整形外科専門医を有し、その各々が様々な領域の専門外来を開設し、整形外科疾患のほぼ全領域をカバーしております。

専門クリニック開設

下記のように多彩な専門クリニックを開設しております。

小児から高齢者まで幅広い対応

当院では小児科と連携した小児整形外科クリニックを開設し、成長期のお子さんの様々な運動器の障害に対応しております。その一方で骨粗鬆症外来を開設し、高齢者特有の様々な状態にも対応しております。

●先端技術を駆使

  1. 関節鏡手術
    カメラを駆使して、殆ど目立たないくらいの小さな切開を行うだけでの低侵襲な関節手術(膝・足・手関節の靱帯、半月板、軟骨)が可能です。
  2. 低侵襲人工関節手術、コンピュータナビゲーション手術
    従来より小さな皮切(メスによる切り傷)で、人工関節の手術を行い、今までよりも短い入院期間で早い社会復帰が可能となりました。また、コンピュータナビゲーションを導入し、より正確で厳密な手術を行い、日常生活機能の向上や人工関節の耐用年数の長期化に取り組んでいます。
  3. 関節リウマチに対する集学的治療
    最新のガイドラインを参考に、生物学的製剤を併用しながら、人工関節や、関節形成術などの外科的手術を中心に、個々の患者さんの生活背景を尊重した、個別の治療プランを提供します。
  4. 特殊な麻酔技術(上肢伝達麻酔)を用いた日帰り手術
    これまで全身麻酔が必要とされた上肢の手術に対し、エコーガイド下腕神経叢ブロック鎖骨上法という、超音波エコーを用いて(痛みを感じない安全な機械です)、神経や血管の位置を確認しながら、安全な伝達麻酔を行うことにより、全身麻酔をかけることなく手術が可能となりました。これにより、2日入院での手術件数が増加しております。
  5. 高性能の画像検査による精度の高い診断
    高解像度のCTや、病変の検出感度の高い(病気の発見能力の高い)MRIを常備し、専門性の高い診断を可能にしております。また、DEXAという骨密度測定装置を常備し、骨粗鬆症の正確な診断を行います。
  6. コンピューター支援による骨折治療と骨延長
    複雑な骨折や、成長障害などによる四肢の3次元的な変形に対し、コンピューターを駆使し、精度の高い矯正治療を行い、機能を再建します。また、骨延長の技術を組み合わせて、成長障害や外傷により短縮変形した四肢を元の形に復元します。

●高度で幅広い外傷治療

  1. 24時間対応の初期救急治療
    救急外来では24時間365日いつでも整形外科救急疾患に対して整形外科スタッフが対応しています。
  2. 部位別の外傷専門治療
    脊椎、肩、肘、手、股関節、膝関節、足といった体の全ての部位の専門家が在籍し、どのような外傷にも対応しております。
  3. 超音波骨折療法
    骨折からの早い回復が望める「超音波骨折療法」を受ける事ができます。この治療法は、朝日新聞や週刊現代などにも取り上げられ、その記事の中で、当院のことが紹介されています。

●各種専門研修施設に認定されています。

  • 日本整形外科学会研修施設
  • 日本手外科学会研修施設
  • 日本リハビリテーション医学会研修施設
  • 日本リウマチ学会認定施設

●医学部学生の教育も担っています。

大阪大学6年次医学部学生の臨床実習(クリニカルクラークシップ)を毎年受け入れています。

当科の診療実績

手術実績
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
上肢(肘・手) 357 324 468 433 374
130 94 101 97 7
脊椎 167 226 242 351 344
人工(股関節) 128 106 104 106 128
人工(膝関節) 174 243 188 139 172
リウマチ・足 7 13 10 14 28
スポーツ 174 201 224 300 225
外傷(下肢・体幹) 336 406 226 283 300
腫瘍・その他 37 28 40 23 50
合 計 1510 1641 1643 1746 1628

年間の整形外科手術件数は1,500例余であり、スポーツ、手外科、関節リウマチ・関節症性疾患・脊椎疾患および骨折・外傷関連の疾患が多く、一般病院では取り扱いが困難な脊髄損傷や末梢神経損傷などの神経麻痺疾患も含まれています。

変形性関節症進行例や関節リウマチに対しては人工関節置換術を行い、良好な成績をあげています。人工関節置換術は股関節や膝関節に対してだけではなく、肘、手指、足関節にも行っています。

脊椎疾患については脊椎・脊髄損傷、頚椎症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症や腫瘍、炎症疾患などの広範囲な疾患に対して外科的治療を行っています。

スポーツ障害による足関節や膝関節に対しては、関節鏡下手術により、早期のスポーツ復帰をめざしています。

末梢神経障害や手指の切断損傷に対しては、マイクロサージャリーを用いた機能再建術を行っています。

変形性股関節症や変形性膝関節症に対しては骨切り術などの関節温存手術も適応としています。

回復期リハビリテーション病棟(54床)では、脊髄損傷や大腿骨頚部骨折などの下肢骨折、脊椎や関節疾患術後患者に対しては亜急性期から回復期までの一貫したリハビリテーションを行っています。

外来診療担当表

>>>整形外科の担当表はこちら

当科の診療担当医

院長
細野 昇
Noboru Hosono
【専門・認定等】
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
  • 日本脊椎脊髄病学会評議員
  • 中部日本整形外科災害外科学会評議員
  • 緩和ケア研修会修了
副院長
奥田 眞也
Shinya Okuda
【専門・認定等】
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科専門医/指導医
  • 難病指定医
  • 身体障害者指定医
  • 臨床研修指導医講習会修了
  • 緩和ケア研修会修了
統括診療部長
立石 耕介
Kosuke Tateishi
【専門・認定等】
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科専門医/指導医
  • 臨床研修指導医講習会修了
  • 緩和ケア研修会修了
部長
椚座 康夫
Yasuo Kunugiza
【専門・認定等】
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本リウマチ学会リウマチ専門医
  • 日本リウマチ学会リウマチ指導医
  • 日本人工関節学会認定医
  • 日本関節病学会認定医
  • 日本リウマチ学会評議員
部長
吹上 謙一
Kenichi Fukiage
【専門・認定等】
  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定整形外科専門医
  • 日本小児整形外科学会認定医
  • 日本小児整形外科学会評議員
  • 近畿小児整形外科懇話会世話人
  • 難病指定医
  • 小児慢性特定疾病指定医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医師(肢体不自由)
部長
阿部 裕仁
Hirohito Abe
【専門・認定等】
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
医長
安井 行彦
Yukihiko Yasui
【専門・認定等】
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本手外科学会認定手外科専門医
  • AO Trauma Japan 上級会員
医長
宮﨑 亮
Ryo Miyazaki
医長
後藤 泰
Yasushi Goto
【専門・認定等】
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 緩和ケア研修会修了
医長
粕谷 泰祐
Taisuke Kasuya
【専門・認定等】
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 緩和ケア研修会修了
医員
鈴木 秀和
Hidekazu Suzuki
医員
前川 隆博
Takahiro Maekawa
医員
阪本 将希
Masaki Sakamoto
【専門・認定等】
  • 緩和ケア研修会修了
医員
山本 大貴
Daiki Yamamoto
【専門・認定等】
  • 緩和ケア研修会修了
医員
田伏 佑規
Yuki Tabuse
【専門・認定等】
  • 緩和ケア研修会修了
医員
花草 颯志
Hayate Hanakusa
【専門・認定等】
  • 緩和ケア研修会修了
医員
吉村 晃介
Kosuke Yoshimura
【専門・認定等】
  • 緩和ケア研修会修了
医員
井森 淳太
Junta Imori
医員(非常勤)
山田 慶貴
Yoshiki Yamada