患者数の集計条件は、令和6年4月1日から令和7年3月31日までの期間に当院を退院した患者さんであり、DPC（制度）で国に提出する主に診療録（カルテ）からの情報である様式１（診療録情報）と様式４（医療保険診療以外の診療情報）のデータを基に集計しています。DPCとは国が定めた急性期の入院医療を対象とした診療報酬の包括評価制度のことで、１日あたりの定額点数から入院医療費を計算します。本来は患者さんの疾患を分類する診断群分類のことを言いますが、医療費の支払い制度としての意味を持ちます。

診療科別に患者数の多い疾患をDPC病名で分類し集計しています。平均在院日数とは患者さんの入院日数の平均値、転院率とは他の病院や診療所へ転院した患者さんの全退院患者数に対する割合です。
患者数が 10 件未満の DPC コードは、「DPC コード」「DPC 名称」「平均在院日数（全国）」以外の項目は厚生労働省のガイドラインに基づき「-」で表示しております。

厚生労働省のガイドラインに基づき、各癌における病期（Stage）別の患者数が 10 件未満の場合は、「－」、
各癌における病期（Stage）別の患者数が全て 0 件の場合は、該当する癌の「病期分類基準」と「版数」について「－」を表示しております。

各重症度における患者数が 10 件未満の場合は、厚生労働省のガイドラインに基づき、全ての項目について「－」を表示しております。

ICD-10とは世界保健機関（WHO）が作成した疾病及び関連保健問題の国際統計分類のことで、医学的分類として医療機関における診療録の管理等に活用されています。

診療科別に施行した主要手術をKコードで分類し集計しています。入院した日から手術の前日までの日数と手術の翌日から退院した日までの日数を平均値で提示しています。
患者数が 10 件未満の 手術は、「K コード」「名称」以外の項目は厚生労働省のガイドラインに基づき「-」で表示しております。

上記４疾患について症例数と発生率を集計しました。

播種性血管内凝固症候群（DIC）は、さまざまな重症の基礎疾患のために過剰な血液凝固反応活性化が生ずるため生体内の抗血栓性の制御能が十分でなくなり、全身の細小血管内で微小血栓が多発して臓器不全、出血傾向のみられる予後不良の病気です。

敗血症とは、肺炎や腎盂腎炎など生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群です。

真菌感染症は真菌（カンジダ、アスペルギルス、クリプトコッカス、ムコールなど）による感染症です。

分子が 10 件未満の場合は、厚生労働省のガイドラインに基づき、分母、分子、割合の全ての項目は「－」を表示しております。なお、「－」は、10 件未満（小さい値）であり、良好な結果です。