2025年11月13日に枚方消防署との合同消防訓練、12月11日に災害医療訓練を実施しました。
合同消防訓練
11月13日の合同消防訓練は、夜間(午前1時)に新館4階病棟の病室から出火し、逃げ遅れた患者が2名いるという想定で実施しました。病棟スタッフが火災を発見し、通報・連絡、初期消火、入院患者の避難誘導の訓練を行いました。避難誘導訓練では、病室にスモークマシンを設置し、煙が充満する部屋から患者を避難させました。また、枚方消防署による、放水訓練、取り残された入院患者2名の救助訓練、ドクターヘリ出動要請・離着陸支援訓練を行いました。はしご隊が屋上から患者1名を救助し、階段から救助された1名は重症のため、情報指令課から大阪大学医学部附属病院高度救命救急センターにドクターヘリを要請し、実際にヘリが出動しました。今後も、防火管理の強化と職員の防火に対する意識の向上を図ってまいります。






災害医療訓練
12月11日の災害医療訓練は、平日の昼間に震度6弱の地震が発生し、多数の被災者が来院する想定で実施しました。訓練開始の放送の後、災害対策本部要員が会議室に参集し、それぞれの役割を確認しながら、各病棟・部署から提出される被災状況報告書に基づき、人や建物・設備の被災状況などの情報を収集・整理しました。また、トリアージポストを設置し、負傷した被災者を短時間に適切に振り分け、重症、中等症、軽症に応じて診療を行う手順を確認しました。実際に災害が起きたときに対応できるよう、今後も継続的に訓練を重ね、災害医療体制の強化に努めてまいります。


