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脳神経内科

受診時のお願い当科の特色専門外来について外来診療表当科の診療担当医




■受診時のお願い

【当科の診療体制について】

  • 当院脳神経内科では常勤医と非常勤医による外来診療を中心に行っております。
  • 一般外来では初診と再診の方の診察を行っております。
  • ご病状に応じて各種専門外来を設けております。
  • 診察受付は基本的に『予約制』としています。初診受入は、原則として他医療機関から事前に診察予約の上、紹介状(診療情報提供書)を持参された方を対象とさせて頂きます。かかりつけ医から当院地域医療連携室へご連絡頂きましたら、診察予約が可能です。
  • 当科では現在諸事情により、新規入院での受け入れは原則として行っておりません。診療体制が整いましたらあらためてご案内申し上げます。

■当科の特色

【脳神経内科とは】

脳神経内科は、脳や脊髄、末梢神経、筋肉などの内科的な異常が原因となる疾患をあつかう診療科で、一般には「神経内科」と呼ばれている診療科です。過去には神経内科の病気の多くは治療法がない難病として、診断のみが中心となる医療が広く行われていました。しかしながら近年では医学の進歩により、早期診断で治療が可能な疾患が数多く存在し、早期発見、早期治療の重要性が注目されています。

【脳神経内科と他科の違い】

当科の名称から特に間違えられやすいのが精神科、神経科、心療内科などです。これらの診療科は精神疾患(躁うつ病、統合失調症など)や心の問題(心身症、心気症など)をあつかう診療科です。このような疾患については、当科では診療しておりませんので、初診の際はご注意下さい。また、脳神経外科は主に脳神経疾患の外科的な治療(脳腫瘍や頚動脈高度狭窄症、脳動脈瘤などの手術を必要とする疾患)を専門とする科であり、脳卒中内科は主に脳卒中の急性期(血栓溶解療法、急性期カテーテル治療など)および慢性期(再発予防療法、リハビリテーション療法など)の診断治療を得意とする診療科です。

【当科であつかう病気の症状】

  • 頭が痛い
  • 顔面、頚部、手足のふるえ
  • 顔面、手足、体のしびれ
  • 動作が遅い、よく転ぶ
  • 手足に力が入らない
  • しゃべりにくい、言葉が出ない
  • 食べ物が飲み込みにくい
  • 物が二重にみえる、視野がかける
  • 急にものわすれが悪化してきた
  • けいれんした、意識を失った、記憶が飛んだ
  • 歩きにくい、歩行時にふらつく
  • 筋肉がやせてきた
以上のような症状が起こった場合、まずはじめに脳神経内科への受診をお勧めします。
特に頭痛や手足の脱力、けいれんなどは脳卒中や髄膜炎など生命にかかわる疾患の可能性もあります。早めに受診して下さい。

【脳神経内科であつかう一般的な疾患】

  • 脳卒中(脳梗塞、脳出血、脳血管性認知症など)
  • 神経感染症(脳炎、髄膜炎など)
  • 発作性疾患(片頭痛、筋緊張型頭痛、群発頭痛、てんかん、顔面けいれん症など)
  • 早期認知症(アルツハイマー病、Lewy小体型認知症、ピック病、正常圧水頭症など)
  • 神経変性疾患(パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症など)
  • 免疫性神経疾患(ギランバレー症候群、多発性硬化症、重症筋無力症、多発性筋炎など)
  • 内科疾患にともなう神経疾患(内分泌/代謝性脳症など)

■専門外来について

【ものわすれ外来】

水曜日午後と木曜日午前に「ものわすれ」の専門外来を行っております(予約制)。
  • 最近物覚えが悪く、新しいことが記憶できない
  • 昔のことが思い出せない
  • 大切な約束を忘れた
  • 大切な物をどこに置いたか思い出せない
  • 仕事や日常生活において、以前出来ていた事が出来なくなってきた
  • 日時、曜日、時間の感覚が分からなくなってきた
  • 同じことを何度も言うようになった、同じものをたくさん買い込んでしまう
  • 今までやっていた趣味や仕事を理由もなくやらなくなった
  • 身だしなみがだらしなくなってきた
  • 最近食欲がなくなってきた
  • いつも寝てばかりいる
  • あざやかな幻覚がみえるようになってきた
  • だんだん言葉が出にくくなってきた
  • 家族に被害妄想、物とられ妄想がある
  • 以前はしっかりしていた家族が怒りっぽく、非常識な行動をとるようになってきた
  • かかりつけ医からもらっている薬がきちっと服用できず余っているようだ
  • あるいはかかりつけ医の薬がいつも不足しているようだ
このような症状がある場合、『認知症』の可能性があります!

上記症状を気にされている方およびそのご家族については必ずご本人とご家族同伴の上、「ものわすれ外来」への受診をお勧め致します。また、「多分大丈夫だとは思うが不安があり、自分と家族の将来のために認知症の精密検査を受けてみたい」、という方についても受診可能です。認知症は今後の高齢化社会において社会問題となる大変な疾患ですが、ものわすれの原因によっては早期診断と早期治療にて治癒したり、進行を遅らせる事も可能です。診察をご希望の方は当院の「ものわすれ外来」を受診して下さい。
なお、ものわすれ外来は予約制となっております。
受診をご希望の方は当院内科外来または地域医療連携室へご相談下さい。

※ものわすれ外来を受診される患者さんへ:脳神経内科からのお願い
当院ものわすれ外来で早期認知症の診断がついた方につきましては、ご希望に応じ当科で抗認知症薬による初期治療の導入を行います。しかしながら、当院のものわすれ外来は「認知症の早期診断」を行う外来である性格上、診断確定後の長期的な経過観察と外来継続治療については、原則として近隣のかかりつけ医へお願いしております。また、他院ですでに進行期認知症として診断され、現在治療中の方についての当院での外来および入院での精査治療については基本的にはお受け致しておりません。
ご留意を宜しくお願い致します。

【ボツリヌス治療外来】

火曜日午後に下記の疾患にたいするボツリヌス治療外来を行っております(初診対応可能)。

①顔面けいれん症、眼瞼けいれん症にたいするボツリヌス(ボトックス)注射療法とは?

「最近顔の半分がピクピクけいれんして痛い」
「眉間が激しくけいれんする・・・」
などの症状でお困りの方はおられないでしょうか?

顔面けいれん症は何らかの原因で顔面が不随意運動(自分の意志とは関係なく勝手に顔の筋肉がけいれんする)を起こす病気です。原因には顔面神経に対する脳血管の圧迫、脳腫瘍、炎症、体質など様々な原因があります。当科ではまず頭部MRI検査にて原因を調べ、血管の圧迫や腫瘍などの異常が発見された場合は脳神経外科にご紹介します。外科治療が不要の場合、当科にてボツリヌス注射療法を行っております。ボツリヌス菌の成分を抽出して患部に極少量の注射を行うことで顔面のけいれんをおさえる事が可能です。顔面けいれん症は薬物治療ではあまり効果が無く、このボツリヌス注射療法が最も効果的といわれています。治療時間はおよそ10分程度で終わります。顔面けいれんでお悩みの方は火曜日午後のボツリヌス治療外来を受診下さい。
※当科では美容領域(自由診療)のボトックス治療は行っておりません。ご注意下さい。

② 脳卒中後遺症の片麻痺(痙縮)にたいするボツリヌス(ボトックス)注射療法とは?

当院では脳卒中後の片麻痺を原因とする麻痺側手足の「突っ張り」や「変形」などの後遺症をお持ちの患者さんにたいするボツリヌス治療を行っております。神経麻痺で動かなくなり固まった手足の筋肉(痙縮という状態です)にたいしボツリヌス注射を行う事で固くなった筋肉やその周囲の関節を柔軟にし、治療後集中的なリハビリテーションを行います。
片麻痺にたいするボツリヌス療法では以下の効果が証明されています。
  • 麻痺側手足の運動能力の改善
  • 歩行能力の改善
  • 麻痺側手足の疼痛の改善
  • 関節可動域の増大による整容などの際の介護負担軽減など
 
 この治療法は脳卒中などの後遺症で麻痺のある方すべてが対象となります。ただ、効果には個人差があり、麻痺が軽症の方では逆効果になることもありますので、治療適応についてはまず診察の上適応判断をさせて頂きます。治療適応のある方では①初診時診察、②再診時に治療、を行います。治療時間は外来で15~30分程度で終了します。治療効果については治療直後から実感できると思いますが、注射のみでは効果は少なく、その後数日間の麻痺側手足の自主的リハビリ訓練がより治療効果を上げるためには重要です。

【難病外来】 月曜日午前

 脊髄小脳変性症やALS等、神経難病の診断を行う専門外来です。一般外来でも診察可能ですが、特にご心配される場合等、こちらの外来を受診して下さい。


【頭痛外来】 月曜日午前

 頭痛専門外来です。一般外来でも診察可能ですが、片頭痛等は週明けに悪化する事が多い為、ニーズの多い月曜に設けました。


【てんかん外来】 第3金曜日午前

 けいれんや意識消失発作の原因診断等、てんかんが疑われる症例の診断治療を行う専門外来です。


【神経免疫外来】 金曜日午後

 重症筋無力症や多発性硬化症、慢性炎症性脱髄性多発神経炎、多発性筋炎等、自己免疫性神経疾患が疑われる症例の診断を行う専門外来です。


■外来診療表

脳神経内科:(診察室:8診)  ※外来診療担当表はこちら




■当科の診療担当医

医員(非常勤)
清水 義臣
Yoshiomi Shimizu
●専門・認定等
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本内科学会指導医
  • 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
  • 日本神経学会認定神経内科専門医
  • 日本神経学会指導医
  • 日本プライマリ・ケア連合学会認定プライマリ・ケア認定医
  • 日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医
  • 日本リハビリテーション医学会認定臨床医
  • 日本医師会認定産業医
  • 難病指定医
  • 日本脳神経超音波学会認定脳神経超音波検査士
  • PDN嚥下内視鏡研修会修了者
  • 緩和ケア研修会修了者
医員(非常勤)
森 敏
Satorui Mori
●専門・認定等
  • 医学博士
  • 日本神経学会認定神経内科専門医
  • 日本神経学会指導医
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本老年医学会専門医
  • 日本老年医学会指導医
  • 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
  • 日本認知症学会専門医
医員(非常勤)
久保田 智哉
Tomoya Kubota
●専門・認定等
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本神経学会認定神経内科専門医
医員(非常勤)
音成 秀一郎
Shuichiro Neshige
●専門・認定等
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本神経学会認定神経内科専門医
医員(非常勤)
飯田 慎
Shin Iida
 
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