呼吸器病センター
呼吸器病センターの開設|呼吸器病センター担当部長|診療内容|地域の先生方へのお願い
■呼吸器病センターの開設
呼吸器病センターは「北河内120万人の呼吸器診療を支える」ことをミッションに「呼吸器の病気で困ったときは星ヶ丘」と言っていただけるチーム医療を進めるビジョンのもと2014年4月に開設しました。当センターの最大の特徴は「病者のために何ができるかを考えよ」をモットーとし、
呼吸器内科・外科医師のみならず看護師、薬剤師、栄養士、リハビリ、ソーシャルワーカーなどがいまだかつて無いほどの垣根がないチーム医療を目指していることです。
皆さんが病に立ち向かうとき、頼られるチームを運営して参ります。
■呼吸器病センター担当部長
- センター長:中村孝人(呼吸器内科部長)
- 副センター長:須崎剛行(呼吸器外科部長)
●関連診療科の紹介
■診療内容
疾患別治療実績 2016年1月1日~2016年12月31日
種類 | DPCコードに基づく病気名 | 治療実績 |
合計 | ||
呼吸器系疾患 | 肺の悪性腫瘍 | 284 |
胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 | 8 | |
インフルエンザ、ウイルス性肺炎 | 2 | |
肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎 | 84 | |
誤嚥性肺炎 | 18 | |
喘息 | 9 | |
間質性肺炎 | 63 | |
慢性閉塞性肺疾患 | 37 | |
呼吸不全(その他) | 16 | |
抗酸菌関連疾患(肺結核以外) | 5 | |
気胸 | 40 | |
その他 | 64 |
- 定期的な症例検討会を持ち、手術適応症例にも迅速に対応しています。
- 肺癌、肺炎、睡眠時無呼吸症候群、気管支喘息、肺気腫、間質性肺炎、気胸など呼吸器疾患全般にわたり診療を行っています。
- 肺癌診療において、切可能な場合は手術療法、安定期ではQOL向上のためにも外来化学療法を、終末期では緩和ケアチームと合同でターミナルケアを行っています。
- 肺気腫、肺結核後遺症、間質性肺炎などによる低肺機能症例や周術期に、理学療法士と協力し呼吸リハビリテーションを行っています。
- 在宅酸素療法 (HOT)、非侵襲的陽圧補助換気(NIPPV) にも積極的に取り組んでいます。
- 呼吸器内科外来診療は月曜から金曜まで毎日、禁煙外来は水曜日午後に、睡眠時無呼吸外来は木曜日午後に完全予約制で行っています。
- 呼吸器内科・外科共同で年間約250例の気管支鏡検査を施行しています。
- 呼吸器外科では年間約120例の開胸・胸腔鏡手術を行っています。
- 癌末期患者に対する緩和ケア(日常生活に向けての支援)などにも対応しています。
■地域の先生方へのお願い
ご紹介いただいた症例に対して迅速に対応させていただきます。特に、緊急対応や入院が必要であると思われる場合には、地域連携室を通して担当医に簡単な経過や現在の状態などをご一報下さい。