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不整脈センター

不整脈センターのご案内変わる不整脈治療アブレーション治療不整脈チームで疾患を治療




■不整脈センター




 星ヶ丘医療センター循環器内科では、地域の不整脈疾患の診療を充実させるため、2015年度より「不整脈センター」を設立いたしました。

 当科では従来より不整脈の専門治療に取り組んでおりましたが、2016年、不整脈に対するカテーテルアブレーション治療件数が年間で100を超え、通算でも300例を超える実績となりました。(図1)

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*** 変わる不整脈治療 ***

 

 従来、不整脈の治療といえば、坑不整脈薬による薬物治療法でした。しかし薬物治療では必ずしも充分な効果が得られなかったり、また効果があっても、服薬中止すると不整脈が再発することもあり、いつまで投薬を続ければよいのか、はっきりした指標もないまま漫然と長期間抗不整脈薬が投与されることもありました。そうするうちに服薬していても不整脈が再発したり、副作用である催不整脈作用によって、より重篤な不整脈が出現するといったような事象が見られ、投薬治療が必ずしも予後を良くしないという報告も見られます。

 そうした中、新しい不整脈の治療法として、カテーテルアブレーション治療が登場してきました。

 

*** アブレーション治療で根治できる不整脈も ***

 

 アブレーション治療のもっとも優れている点は、一度治療することでほぼ根治しうる不整脈疾患があることです。発作性上室性頻拍と呼ばれるWPW症候群や心房粗動などは、一度のアブレーション治療でほぼ根治でき、ガイドラインでは薬物治療歴や自覚症状などがなくても、患者さんが希望されればアブレーション治療を行う事が推奨されています(図2)。

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このような不整脈は、一度アブレーション治療を行う事で、服薬の必要はなくなり、動悸発作を心配する事もなくなります。3~4日間くらいの入院で治療できますので、もしそのような疾患でお悩みでしたら、是非「不整脈センター」へご相談ください。
 
 
  

*** 技術の進歩 ~より安全に、短時間で ***

 

 不整脈のアブレーション治療というと、少し前までは、大変時間のかかる、リスクも比較的多い手技と思われていました。しかし、この分野でも医療技術・器材の進歩は著しく、今は安全に効率よく治療ができるようになっています。

 例えば、心房細動という不整脈のアブレーション治療の場合、左心房の中にカテーテルを挿入するため、ブロッケンブローといって心房中隔を右心房側から左心房へ穿刺する必要があります。従来は、レントゲン透視下のみで行っていたので大変な手技でしたが、今は心腔内エコー(ICE)とRFニードルという穿刺用カテーテルを用いることで、安全にかつ比較的容易に施行できるようになっています(図3)。

 また、心房細動のアブレーションは肺静脈と左心房を電気的に隔離することで行うのですが、従来は心内心電図の電位とレントゲン透視下でのカテーテルの位置情報のみで行っていましたが(図4)、今はそれに加えて、カテーテル先端の位置情報を3次元マッピングして記録することができ、このカテ先の位置情報とCTで得られた左心房の形態情報と合わせることで、左心房内のどの部分をアブレーションしたか3次元画像として表示することで、確実なアブレーションが可能となっています。(図5)

 このような技術の進歩もあり、現在当院では心房細動アブレーション治療で両側肺静脈の拡大隔離に要する時間は、60-75分程度となっています。さらに抗不整脈薬使用無しで、長期の不整脈再発抑制効果を得ております。(図6)

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*** 不整脈チームで疾患を治療 ***

 

 不整脈のカテーテルアブレーション治療は、医師だけではできません。実際にカテーテル操作を行う医師と同等かそれ以上に重要な役割を担うのが、心内心電図や3Dマッピング装置などを操作するME(medical engineer)です。星ヶ丘医療センターでは、不整脈アブレーション治療を行う際には、常時3名のMEが医師のサポートをする体制をとっています。またMEだけではなく、アブレーション治療中の患者さんの状態をきめ細やかに観察し対応するカテーテル検査室の看護師や、アブレーション治療前後の患者さんのケアをおこなう循環器内科病棟の看護師、地域の医療機関と不整脈センターとの間を速やかに取り持つ医療事務員など、複数の業種の職員が不整脈チームとして診療にあたります。

 

huseimyaku7_201057  不整脈センターのメンバー

 

 動悸などの症状がある症例はもちろん、不整脈が疑われる症例や対応に苦慮されている症例など、お気軽に「不整脈センター」にご相談いただければ、カテーテルアブレーション治療の適応評価も含めて適切に対応いたします。

  星ヶ丘「不整脈センター」をよろしくお願い申し上げます。

平成29年5月

JCHO星ヶ丘医療センター 不整脈センター長  松永 泰治(旧姓 李 泰治)

※日本国籍取得のため姓がかわっております。

循環器内科ホームページはこちら

 

 
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