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外科

 

当科の特色診療内容外来案内入院案内当科の診療実績データベース事業について当科の診療担当医

 

■当科の特色

当院は日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床腫瘍学会の認定施設・日本がん治療認定医機構認定研修施設です。消化器系の悪性腫瘍の手術を中心に、胆石症、鼠径部ヘルニア・腹壁ヘルニア、肛門疾患などの良性疾患、急性腹症の治療をエビデンスに基づいて行っています。
上部消化管、下部消化管、肝胆膵の分野を4名のスタッフで担当しています。手術は月曜から金曜まで毎日施行可能です。患者さんの体への負担が少ない腹腔鏡下手術をほぼすべての疾患に対して導入しています。
当科では、患者さんの状態を十分に評価し、最適な治療をわかりやすい言葉で説明し、治療を進めています。安全で質の高い医療を提供するため積極的にクリニカルパスを導入しております。
手術のほか、外来化学療法や緩和ケアにも力を入れています。
患者さんが生活の質をできるだけ維持しながら治療を受けていただけるように配慮しています。

 

■診療内容・実績

上部消化管(永井)

食道癌(H29年:1例)、胃癌(H29年:26例) 胃癌治療ガイドラインに沿った治療を基本としております。ESD(内視鏡的粘膜下層切開剥離術)の適応外で外科的手術の適応となる早期癌は、腹腔鏡下胃切除術の適応として根治性を担保した上で、できるだけ侵襲が少ない治療を行うようにしています(4例)。一方、進行癌についてはエビデンスに基づき化学療法と積極的な手術を組み合わせた標準治療を提案しています。
中心静脈ポート留置術も行っており、経口摂取困難例にも迅速に対応しております。

 

下部消化管(杉本、朴)

結腸・直腸癌(H29年:59例) 大腸癌治療ガイドラインに沿った治療を基本としております。進行癌の比率が高いですが、手術侵襲の軽減を目指して可能な症例には積極的に腹腔鏡補助下切除を行っております(34例)。一方、腸閉塞を合併した患者様も積極的に受け入れて、緊急手術を含めた対応を行っております。大阪大学消化器外科 の関連施設として、大腸癌に対する腹腔鏡手術は当院および大阪大学に在籍する日本内視鏡外科学会技術認定医の元で行っています。
再発例に対しては最先端の化学療法(FOLFOX、FOLFIRI、アバスチン、アービタックス、ベクティビクスの抗体療法)を導入しております。消化器内科、放射線科、外来化学療法室、皮膚・排泄ケア認定看護師と協力し、毎週症例カンファレンスを重ねることによって個々の患者様のニーズにあった診療を行うことをモットーにしております。肝転移に対しては積極的な切除を行っております。

 

肝胆膵疾患(福地)

肝癌に対して、エビデンスに基づいた治療を基本としております。原発性肝癌、転移性肝癌が手術の対象になります(H29年:4例)。消化器内科や放射線科などと密に連絡して、ラジオ波治療や肝動脈化学塞栓療法と手術治療を連携しております。大腸癌の手術数増加に伴って、今後は転移性肝癌の手術数は増加する傾向にあります。
膵癌、胆道癌に対しても積極的に切除を行っております(H29年:膵体尾脾切除術 2例)。特に悪性度の高い膵癌に対して、当院では術前に化学療法や放射線化学療法を行ない治療成績の向上を図ることが可能です。
胆石症(H29年度:31例) ほとんどの症例に腹腔鏡下手術を行っております。総胆管結石症の合併例では、消化器内科と連携し内視鏡的切石術を先行した上で手術を行い、患者様への身体的負担の軽減を図っております。また、急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドラインに沿って、発症早期の患者様に対して準緊急手術も行っています。

 

その他の疾患

緊急手術
H29年は虫垂炎:17例 腸閉塞:9例 腹膜炎:4例 を行いました。時間外でも重症度に応じて可能な限り随時対応しております。虫垂炎では腹腔鏡下手術を基本術式としております。

 
ヘルニア(H29年:68例)
メッシュを用いた手術・腹腔鏡下の手術を行っております。
痔疾患
標準的な手術を行っております。
 
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■外来診療案内

  • 初診・・・随時受け付けております。かかりつけ医からの紹介状をお持ちの患者様はあらかじめご連絡をいただければ地域医療連携室を通じて予約診療が可能です。
  • 待ち時間・・・現在約30分から1時間の待ち時間をいただいております。患者様の重症度によって診察順番が前後することがあります。
  • 再診・・・急な病状の変化に対しては当院救急外来を利用して24時間対応可能です。
 

■入院診療案内

他院で確定診断の上、来院された場合の手術までの待機時間は2~3週間前後となっておりますが病状の緊急性に応じて対応しております。手術時期は患者様のご希望に沿うように配慮しておりますが、諸般の理由で叶わない場合もありますのでご理解をお願いいたします。

■当科の診療実績

2022年 手術件数
術式 悪性
(うち鏡視下手術)
良性
(うち鏡視下手術)
胃・食道 幽門側胃切除術 7(5) 1
噴門側胃切除術 1 0
胃部分切除術 0 0
胃全摘術 5 0
その他 10 1(1)
小腸・大腸 小腸切除術 0 9
結腸切除術 23(20) 7(6)
直腸切除術 10(10) 0
直腸切断術 0 0
ハルトマン手術 2 1
人工肛門・結腸瘻造設術 1(1) 5(2)
その他 0 6(1)
肛門と
その周辺
痔核手術 0 8
痔瘻手術 0 4
肛門周囲膿瘍切開術 0 1
その他 0 0
肝・胆・膵 肝部分切除術 8 0
肝区域切除術 2 0
膵頭十二指腸切除術 2 1
膵体尾部切除術 2 0
胆嚢摘出術 1(1) 44(43)
総胆管切開術 0 1(1)
その他 1 0
腹壁 鼠径ヘルニア 0 67(42)
大腿ヘルニア 0 4
腹壁瘢痕ヘルニア 0 5(1)
臍ヘルニア 0 2(1)
緊急手術 腸閉塞手術 1 8(1)
腹膜炎手術 0 11(1)
虫垂炎手術 0 27(26)
その他 3 8
小  計 77(37) 221(126)
総  計 298(163)
 

■専門医制度と連携したデータベース事業について

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■外来診療担当表

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■当科の診療担当医

副院長
健康管理センター長
部長
福地 成晃
Nariaki Fukuchi
【専門・認定等】
  • 日本外科学会外科専門医/指導医
  • 日本消化器外科学会消化器外科専門医/指導医
  • 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
  • 日本消化器病学会消化器病専門医/指導医
  • 日本肝胆膵外科学会肝胆膵外科高度技能指導医
  • 日本胆道学会認定指導医
  • 難病指定医
  • 臨床研修指導医講習会修了
  • 緩和ケア研修会修了
部長
永井 健一
Kenichi Nagai
【専門・認定等】
  • 日本外科学会外科専門医/指導医
  • 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医/専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 緩和ケア研修会修了
医長
杉本 聡
Satoshi Sugimoto
【専門・認定等】
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(消化器・一般外科)
医員
朴 正勝
Masakatsu Paku
【専門・認定等】
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本消化器外科学会消化器外科専門医
  • 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 緩和ケア研修会修了
医員(非常勤)
金 敬徳
Takanori Kin
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