看護部の紹介
当院は地域の中核病院として、急性期から回復、終末期、在宅、予防医療を提供しています。地域の皆さまに信頼される病院をめざし、チーム医療のキーパーソンとなる看護師が、患者さんの病態を踏まえ、多様な情報を統合し、判断・対応する力を身につけるよう、クリニカルラダーを活用したキャリアップの支援にも力を入れています。
患者さんがその人らしく生活できるよう、医療と生活の視点をもった質の高い看護の提供は、私たち看護部の理念“心と心がふれあう看護”の実現には不可欠であり、患者さんの心の機微を感じ取れる看護師の集団でありたいと思います。
ここ3年間は新型コロナウイルスと共存する中で、「私たちにできることは何か」を常に考え取り組んでまいりました。また、平時の看護を提供する困難さ、患者さんとそのご家族の絆をより感じることができた時間でした。この学び得た経験から、今年度の看護部のスローガンを“つなぐ・つなげる・つながる”とし、患者さんやそのご家族とのかかわり、地域とのつながりをより強固なものとし、急速に変化する医療環境の中で最高のパフォーマンスを発揮したいと思います。
令和5年5月
看護部長 北田 美奈子
- 患者さんが安心して療養できる看護を行います。
- 患者さんの生命・人格・人権を尊重した看護を行います。
- 地域の皆様の健康を支える看護を行います。
看護部長 | 北田 美奈子(認定看護管理者) |
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看護職員数 | 約447名(保健師3名、看護補助者を含む)※非常勤職員を含む(2023年5月1日現在) |
看護配置 | 小児、緩和、SCU、HCU 急性期病棟:7対1 回復期リハビリテーション病棟:13対1 地域包括ケア病棟:13対1 |
実習受け入れ状況 | 摂南大学、園田学園女子大学、大和大学、宝塚大学、大手前大学、森ノ宮大学、大阪医科薬科大学、甲南女子大学、大阪保健福祉専門学校、関西看護専門学校の看護学生が実習を行っています。 未来の看護師を育成することにより、看護のレベルアップにもつながっています。また、認定看護師養成の実習など他施設からの研修依頼なども積極的に受け入れています。 |
看護の特長 | 施設基準として、7対1看護体制、夜勤は二交替勤務で行っています。 看護(提供)方式は固定チームナーシング継続受け持ち制で、認定看護師や特定行為研修修了者の活躍もあり、患者さん中心の看護が行えるように専門性の高い看護を目指しています。 また、看護教員や認定看護管理、実習指導者の資格保有者も多数勤務しており、現任教育や実習教育も充実しています。地域に根ざした病院だからこそ、患者さんに本当に必要な看護を学べる環境があります。 |
1 高齢者看護の質の向上
2 看護の可視化、臨床実践能力の向上
3 タスクシフト/シェアの推進
4 コロナ5類移行後の対応
5 業務の効率化を図り働き続けられる職場環境の整備
Ⅰ 倫理的感性の高い自律した看護職員を育成する
1 クリニカルラダー、マネジメントラダーに基づいたキャリア開発・看護実践能力の向上
2 学習する看護組織の取り組みにより看護管理実践力の向上
3 タスクシフト/タスクシェアを推進しチーム医療の中でリーダーシップを発揮する
Ⅱ 外部プロセス:患者安全を推進し看護の質を向上する・内部プロセス:働き続けられる職場環境を整備する
1 患者安全を推進する
2 チーム医療を推進し質の高い看護を提供する
3 職務満足度を向上し働き続けられる環境を整備する
Ⅲ 意思決定を尊重した満足度の高い看護を提供する
1 PFMシステム活用による療養支援の強化・患者参加型看護により高齢者看護の質を向上する
2 安心できる受診環境・療養環境を整備し満足度を向上する
Ⅳ 病院建て替えに向けた健全経営に看護職員が貢献する(チーム医療からチーム経営へ)
1 効率的な病床管理により病院経営に貢献する
2 中央部門の活用度を向上し地域ニーズに応える
3 適切な加算算定により看護活動の評価を向上する