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呼吸器外科

呼吸器外科からのお知らせ当科の特徴診療実績代表的な疾患・特徴的な疾患に対する治療方針当科の診療担当医




■呼吸器外科からのお知らせ

呼吸器外科では2014年よりスタッフを刷新し、「質の高い安全な治療を確実に」提供することを念頭に置いた診療を行い、枚方市を中心とした北河内医療圏における地域医療に貢献できるように努力いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

尚、初診の患者さんは紹介状をお持ちの方に限らせていただきますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

呼吸器外科部長 澤端 章好

呼吸器外科部長 澤端 章好のホームページはこちら


■当科の特徴

当院呼吸器外科は、呼吸器外科専門医修練認定施設として、呼吸器外科領域の殆どすべての疾患に対して、他科との適切・良好な連携のもと、的確かつ良質な診療が受けられます。また、診療のみならず、研究や教育にも積極的に参加し、さらに質の高い医療を目指した診療を常に心がけています。

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■当科に関連した臨床研究

【論文作成済】

1.肺癌に対する楔状肺切除術(総説) Pulmonary wedge resection for clinical stage I non-small cell lung cancer: a review of a mini-invasive treatment. Mini-invasive Surg 2017;1:12-23.

2.気管支鏡下肺癌生検による末梢血循環癌細胞誘発の実証(CTC; circulating tumor cell)誘発の実証 (J Cancer Metastasis Treat 2017;3:16-20. DOI: 10.20517/2394-4722.2016.67)

3.肺癌手術症例における塊状末梢血循環癌細胞の臨床的重要性(J Thorac Oncol 2017; 12:e18-e19. DOI:http://dx.doi.org/ 10.1016/j.jtho.2016.10.006)

4.肺癌周術期血液中循環癌細胞にかかる研究(Surg Today. 2016 Dec;46(12):1402-1409.PMID: 26951195)

5.葉切非耐容症例の臨床病期 I 期非小細胞肺癌に対する縮小肺切除の多施設前向き研究(関越肺癌研究会、KLSG-0801) (Gen Thorac Cardiovasc Surg. 2016 Aug;64(8):470-5 PMID: 27234224)

6.肝癌肺転移切除症例の予後に関する検討(転移性肺腫瘍研究会)(World J Surg. 2016 Sep;40(9):2178-85. PMID: 27255943.

【現在進行中】

1.肺癌周術期血液中循環細胞に掛かる多施設前向き観察研究 (国際肺疾患臨床研究機構、ILO 1501)(論文作成中)

2.非小細胞肺癌(cT1a,bN0M0)に対する肺部分切除術の多施設前向き観察研究(国際肺疾患臨床研究機構、ILO 1502)

3.肺癌同時性単臓器転移の肺切除を含む集学的治療に関する多施設前向き研究 (国際肺疾患臨床研究機構、ILO 1503)

4.全国肺癌登録調査:2010年肺癌手術症例に対する登録研究 (肺癌登録合同委員会)

5.Pirfenidone投与が非小細胞肺癌に及ぼす組織学的影響についての解析(多施設共同後方視的観察研究)(大阪大学呼吸器外科共同研究グループ、TSSGO)

6.胸膜播種・悪性胸水を伴った非小細胞肺癌の治療成績に関する多施設共同後方視的観察研究(大阪大学呼吸器外科共同研究グループ、TSSGO)

7.低肺機能肺癌手術症例における術前吸入薬の効果に関する臨床研究: 多施設共同前向き観察研究 (大阪大学呼吸器外科共同研究グループ、TSSGO)

8.本邦における肺切除後脳梗塞に関する周術期、手術因子の解析:多施設共同研究(日本呼吸器外科学会 学術研究)

9.転移性肺腫瘍に対する部分切除例の再発様式に関する多施設共同研究(転移性肺腫瘍研究会)

10.肺癌に対する肺部分切除におけるtumor spread through air space(STAS)と切除肺断端細胞診との関連の検討(論文投稿中)


■診療実績

 年次別・疾患別手術件数
2014 2015 2016
原発性悪性肺腫瘍手術 52 52 36
転移性肺腫瘍手術 5 4 10
良性肺腫瘍手術 0 4 0
胸膜腫瘍 0 0 0
縦隔腫瘍 4 3 2
胸壁腫瘍 2 3 0
重症筋無力症 0 0 0
非腫瘍性良性疾患 炎症性肺疾患 8 8 9
肺動静脈瘻 0 1 1
膿胸 5 7 14
嚢胞性肺疾患 1 1 3
特発性自然気胸 26 23 16
続発性自然気胸 0 0 2
胸部外傷 0 0 0
血胸 3 1 0
生検 13 7 6
その他の呼吸器外科手術 2 2 2
合   計 121 116 101
胸腔鏡手術 81(67%) 108(93%) 95(95%)
 

■代表的な疾患・特徴的な疾患に対する治療方針

1 肺癌・転移性肺腫瘍など

1.1 肺癌

的確な術前検査を基に治療方針を立て、手術に関する方針を決定します。

1.1.1 術前検査

肺癌は腫瘍の種類(病理診断)や広がり方(病期)により治療方針が大きく異なります。したがって、術前の診断が重要で、病理診断・病期診断のための気管支鏡下肺生検や低侵襲手術などによる組織・細胞の採取を行います。さらに、コンピューター断層撮影検査(computed tomography; CT)、核磁気共鳴装置(magnetic resonance image system; MRA)、超音波画像診断装置(エコー)(ultrasonography, US echo)、陽電子放射断層撮影(positron emission tomography; PET)などを選択的に行います。

1.1.2 治療方針

腫瘍が肺内に限局している場合(非進行がん)は、主に手術で肺の摘出を行います。また、肺外に進展(転移・浸潤)している場合(進行がん)は抗癌薬や放射線治療などが主な治療になります。しかし、手術で病変を残さず取ること(完全切除)ができると判断した場合は、進行がんでも拡大手術を行うことがあります。

1.1.3 手術方法

肺癌における手術の目的は、1.病巣の完全切除と、2.的確な病期診断なので、このことを念頭に置いた手術を行います。そのために、1.原発病巣の特徴(腫瘍学的因子)、2.患者さんの体力(身体的因子)、3.患者さんの置かれた環境(環境因子)などに応じた適切な方法で、合併症の少ない、根治性の高い手術を提供いたします。

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1.2 転移性肺腫瘍

肺は全身の血流と同じ量の血液が流れるので、血行性転移を起こしやすい臓器です。おもな転移元(原発巣)は、大腸、子宮・卵巣、精巣、腎臓、肝臓、骨、乳房などです。

原発巣が元の場所で再発がなく(局所制御されており)、肺の病変が完全切除可能であれば、転移巣の完全切除を目指した手術を提供します。

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2 縦隔腫瘍

縦隔とは胸の中で両肺に囲まれた場所で、心臓・大血管などがある所です。しかし、心臓や大血管に腫瘍ができることはまれで、心臓や上行大動脈の前面(前縦隔)や背骨の近く(後縦隔)に多く見られます。

2.1 前縦隔腫瘍

前縦隔腫瘍でよく見られるのは、1.胸腺腫瘍、2.胚細胞腫瘍、3.悪性リンパ腫などです。良性の場合は経過観察または摘出が基本的な方針ですが、悪性の場合は、腫瘍の種類(病理診断)や広がり方(病期)により治療方針が大きく異なりますので、肺癌と同様な診療方略を取ります。小さな腫瘍(おおむね最大直径5cm以下)で安全な場所にある場合は鏡視下手術で完全切除が可能であることが多いので、まず手術で摘出して病理診断を得ることがあります。

2.2 後縦隔腫瘍

背骨(椎骨)付近の胸腔(後縦隔)に見られる腫瘍です。殆どが良性の神経性源性腫瘍で切除すれば治ることが多く、多くは鏡視下手術の対象となります。しかし、近くに脊髄や肋間神経の出入り口があり、進展した場合には慎重な対応が必要なこともあります。

2.3 その他の縦隔腫瘍

その他の縦隔腫瘍に対しても鋭意診療をいたします。

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3 気胸・気腫性肺嚢胞

3.1 気胸

肺に穴が開いて空気漏れを起こした肺がしぼんだ状態を気胸といいます。せき(咳嗽)、胸の痛み(胸痛)、胸がしめつけられる感じ(胸部圧迫感)が主な症状で、30分程度の安静で症状がなくなることが多いですが、もっと持続することもあります。この場合、胸腔内圧が上がり(緊張性気胸)、低血圧性ショックの原因になることがあるので、空気を抜く(脱気)必要があります。また、肺がしぼみすぎて時間がたつと、元にもどらなくなることがあるので、症状がなくても脱気をすることがあります。

脱気の方法は、針を胸に刺して抜く方法(胸腔穿刺)、胸に管を入れて終日脱気を続ける方法(持続胸腔ドレナージ)などがありますが、空気漏れが改善しない場合は手術による肺気瘻の閉鎖の必要があります。

手術の方法には、 1.肺を縫う肺縫縮術や 2.自動縫合器を用いた肺部分切除などがあります。また、空気漏れの原因が肺にできた袋(気腫性肺嚢胞)の小さなもの(ブラ、ブレブ)の破裂によることが多いので、これらを 1.肺部分切除で除去したり、2.電気メスやレーザーの温熱効果で消褪させたりすることがあります。さらに、再発防止のために将来自己組織に置き換わる線維のシートで肺を被覆したり、肋骨側の膜(壁側胸膜)と肺表面の膜(臓側胸膜)をくっ付ける(癒着術)ことも行います。これらの手術はほとんどの場合、鏡視下手術で対応が可能です。

気胸が発症したとき、まれに胸の中で出血することがあります(血気胸)。軽微な場合は問題ありませんが、大量になれば放置すると出血性ショックになることがあるので緊急手術を行うことがあります。

3.2 気腫性肺嚢胞

気腫性肺嚢胞はときに巨大化(人間のこぶし以上の大きさ)することがあり、肺を圧排した場合、息切れの原因になることがあります。また、急に大きくなることや、感染することがあるので、症状が出なくても手術をすることがあります。

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4 肺気腫

肺気腫は慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease; COPD)の原因病変のひとつです。呼吸器学会のCOPD診療ガイドラインによると、手術以外の治療がきちんと施され、重症であるが手術を乗り越える体力のあるCOPD患者さんに対して、手術で悪い肺の量を減らす手術である肺容量減少術(lung volume reduction surgery; LVRS)は治療の選択肢とされています。血流のなくなった場所の肺を手術で取り除いたり、気管支鏡下に特殊な一方通行弁を気管支に挿入したりして肺を縮める方法です。この治療は残念ながらすべてのCOPD患者さんに効果がある訳ではありません。しかし、主に肺のてっぺん(肺尖部)に血流のなくなった気腫肺が限局されており、手術を乗り越える体力がある患者さんには有効なことがあり、1.肺機能改善、2.活動性の亢進、3.延命効果 が証明されています。

当科では、COPD患者さんに対する包括的診療における治療方略のひとつとして、横断的な診療科による慎重な検討のもと肺容量減少術を行います。

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5 その他の疾患

その他の胸部疾患に対し鋭意診療を行います。

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熱意あるスタッフを募集しています。

お問い合わせは、総務企画課 医師募集担当までお願いします。

E-mail:soumu@hoshigaoka.jcho.go.jp

■当科の診療担当医

診療部長(院長補佐)
澤端 章好
Noriyoshi Sawabata
●専門・認定等
  • 医学博士
  • 日本胸部外科学会指導医
  • 日本外科学会指導医
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本呼吸器外科学会指導医
  • 呼吸器外科専門医合同委員会認定呼吸器外科専門医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 緩和ケア研修会修了者
  • 臨床研修指導医養成講習会修了
  • 奈良県立医科大学 非常勤講師 胸部・心臓血管外科学講座
医長
百武 威
Takeru Hyakutake
●専門・認定等
  • 日本外科学会認定医
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医
  • 日本プライマリ・ケア連合学会認定プライマリ・ケア認定医
  • 日本禁煙学会認定指導医
  • 日本病院総合診療医学会認定病院総合診療医
  • 呼吸器外科専門医合同委員会認定呼吸器外科専門医
  • 臨床研修指導医養成講習会修了
  • 緩和ケア研修会修了者
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