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スポーツ整形外科

当科の特色スポーツによるケガとは?どのような治療をする?当科での主な疾患と治療内容当科の診療担当医

■当科の特色

スポーツ整形外科は、現役スポーツ選手やスポーツ愛好家の方々において、スポーツ活動中に生じる四肢および体幹(つまり、首から下)の運動器(骨、筋肉、腱、靭帯、軟骨、神経などの組織)の「けが」の診断、治療を行っています。下肢(膝や足関節)は濱田・米谷・衣笠医師が担当して診療にあたっています。また、上肢(肩関節)の「けが」を山田医師が担当しています。関節手術では最新の鏡視下手術が可能であり、より低侵襲の治療を提供しております。また、多くの医師が、以下のような各種スポーツ大会の大会医師や、スポーツチームのチームドクターなど病院の外でも積極的に活動しています。

野球

全国高校野球選手権(甲子園)大会ドクター


テニス

日本テニス協会 医事委員(米谷)
関西テニス協会 スポーツ医・科学委員(米谷)
大阪府テニス協会 理事(米谷)医科学委員長(米谷)

ジュニア選手のメディカル・ファンクショナル検査(米谷)
テニス医科学セミナー地域伝達講習(米谷)
大会責任・協力ドクター(濱田・米谷)

世界スーパージュニアテニス選手権大会
全日本ジュニアテニス選手権
関西ジュニアテニス選手権
Osaka Women’s Open(WTA)
Noa Challengers (ITF)


ラグビー

NTTドコモ レッドハリケーンズ チームドクター(米谷)
近畿大学 元チームドクター(米谷)


バレーボール

サントリーサンバース 元チームドクター(米谷)

 

2010年9月8日のスポーツ報知に当科の濱田医師の記事「こどものスポーツ障害予防」についての記事が掲載されました。
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■スポーツによる「ケガ」とは?

「けが」が生じる原因別にみるとスポーツ外傷と、スポーツ障害(使いすぎ)に分けることができます。スポーツ外傷とは、スポーツ活動中に一回の外力により、急に生じるもので、骨折や捻挫(靭帯損傷)、半月板損傷、脱臼などがあります。

一方、スポーツ障害(使いすぎ)には、繰り返す微小な外力が積み重なって生じるもので、疲労骨折、投球障害肩、野球肘、ジャンパー膝などがあげられます。

実際に診察してみると、骨折は比較的少なく、靭帯、軟骨、腱などの損傷が多く見られます。このため、レントゲン撮影のみで診断できることは少なく、正確な診断には、詳細な診察やMRI(磁気共鳴画像)などの画像診断を駆使する必要があります。

同時に、スポーツの種目や競技年数など、患者さんのスポーツ歴の把握も重要です。このようなことで、従来では「肩をこわした」とか「膝をいためた」、「ねんざした」などと、十羽一絡げにされてきた「けが」が、靭帯、半月、腱、あるいは関節唇損傷であるなどと損傷された組織が特定されより正確な病態把握が可能となってきました。

■どのような治療をする?

治療方法としては、保存的治療と手術的治療の2種類に分類できます。たとえば、使いすぎに対しては、適切な安静と、ストレッチングやアイシングなどの自己管理の指導を行います。再発を防止する種々の手立てについても指導します。

一方、いくつかの「けが」では、保存的治療ではスポーツ復帰が見込めず、手術が必要な場合があります。当科では、肩、肘、膝、足などの関節の「けが」の場合、関節鏡を積極的に活用し、低侵襲で、正確な手術を行っています。

最新の関節鏡視下手術の進歩と共に、従来では治療が困難でスポーツからの引退を余儀なくされてきた疾患についても、治療が可能となり、スポーツ復帰できる可能性も広がりつつあります。

リハビリテーションもスポーツ復帰には重要です。幸い当院にはスポーツ整形外科に関する専門的な知識を持つスタッフが勤務しており、また、設備においても広い体育館のスペースとcybexとよばれる筋力評価訓練機器も備わっています。

われわれのモットーは、当たり前の事ですが、「早期診断、早期治療」です。なかなか前医では正確な診断がつかず、いたずらに治療期間が長期となる患者さんをみるにつけ、早い時期に正しく診断し問題点を明らかにしたうえで、適切な治療を行いスポーツ復帰への可能性を最大限に追求することが、われわれの務めであると考えています。

■当科での主な疾患と治療内容

膝関節

●前十字靭帯断裂                                   tiryo201605

ハムストリング(膝を曲げる筋肉)を用いた2−3重束前十字靭帯再建
膝蓋腱(膝の前にある腱)を用いた長方形骨孔前十字靭帯再建

●後十字靭帯断裂

保存的療法
ハムストリングや膝蓋腱を用いた靭帯再建術

●複合靭帯断裂

●半月板断裂

半月板縫合術
切除術

●膝蓋骨脱臼

内側膝蓋大腿靭帯再建

●離断性骨軟骨炎

骨穿孔
整復固定+骨移植
自家骨軟骨移植
培養軟骨細胞移植


足関節

●足関節靭帯損傷

靭帯再建術

●距骨骨軟骨病変

骨穿孔
自家骨軟骨移植


手術件数(2015年 235件)

●膝靭帯手術(前十字靭帯、後十字靭帯、複合靭帯など) 84件

●半月板手術(単独、靭帯手術合併) 44件

●軟骨手術(離断性骨軟骨炎、靭帯手術合併など) 8件

●足関節手術(靭帯再建、軟骨手術) 12件

●その他(骨折など) 113件


■当科の診療担当医

副院長
手術部長
濱田 雅之
Masayuki Hamada
●専門・認定等
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医
  • 大阪大学医学部臨床教授
  • 日本整形外科学会広報・渉外委員会委員
  • 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)評議員
  • 膝関節フォーラム世話人
  • スポーツ傷害フォーラム世話人
  • 中部日本整形外科災害外科学会評議員
部長
米谷 泰一
Yasukazu Yonetani
●専門・認定等
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本体育協会公認スポーツドクター
  • 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)評議員
医員
衣笠 和孝
Kazutaka Kinugasa
●専門・認定等
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医
  • 麻酔科標榜医
  • 日本麻酔科学会麻酔科認定医
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